トリマーともってこんな人

初代愛犬ラッキーとの出会い 夢を与えてくれたワンコ

ラッキー 笑顔

こんにちは♪
犬猫美容室Fuwari店主のともです^ ^

あなたのわんちゃん、猫ちゃんとはどんな出会いでしたか?
愛犬、愛猫との出会いは人それぞれドラマがあると思います。
私と初代愛犬ラッキーとの出会いも、なんだか運命的だなぁと思うのです。
トリマーを目指すきっかけをくれた、大好きなワンコとの思い出を綴っていきますので
お付き合いいただけましたら、しっぽ振って喜びますUo・ω・oU〜♡

世界の犬カタログ

世界の犬カタログ小学校6年生、ついにその時は来ました!
ずーっとずっと憧れていた、念願の犬を家族に迎えられる時が来たのです(о´∀`о)
その喜びから、まず私が母にお願いしたのは世界の犬カタログを買ってもらうことでした。
初めて見る犬種が沢山いて、この本を見ている時はワクワクが止まりませんでした。
将来自分が大人になったら、広い家に住んで沢山の犬に囲まれて暮らすんだ!と思ったのを今でも覚えています。

その中でも特に一緒に暮らしたかったのが

サモエド
日本スピッツ
ウエスティ
コーギー
パピヨン
ゴールデン・レトリーバー
フラットコーテッド・レトリーバー
ボルゾイ
アフガンハウンド
そしてラフ・コリー
写真からでもわかる迫力と美しさに、一目惚れをしました。
それはもう、恋をしたかのようにいつもラフ・コリーのことを考え、何度も何度もラフ・コリーのページを開きました。

こうしてみると大型犬が多いですね。
小型犬よりも大型犬が好きでしたし、今でもそれは変わりません。
その存在感と安心感や優しさはとても偉大です。
ただ、この頭数をどうやって飼うんだ?と子供ながらに考えては答えが出ませんでした^^;
この世界の犬カタログは20年近く経つ今でもボロボロになったものを持っています。
私の青春と夢が沢山詰まった、宝物です。

愛しのラフ・コリー

当時の私はラフ・コリーがどうしても欲しかったのですが、ペットショップの店主にシェットランドシープドッグ(シェルティ)を勧められました。
その理由としては、
・大型犬で食事量や運動量がかなり多い。
・毛量が多く、手入れが大変。
・フード代、トリミング代、病院の薬代が高額になるので経済的にお金がかかる。

このようなことから、とっても魅力的な犬種ではあるが、犬初心者にはオススメできない、と言われました。
その代わりに容姿がとても似ていて、ラフ・コリーを小型化したかのようなシェットランド・シープドッグはどうか、と言われました。
いつも世界の犬図鑑で眺めていたラフ・コリー。
美しいなあ、触りたいなあ、抱きしめたいなあ、毎日一緒にいられたらどんなにいいだろう。。。
そんな憧れをずうっと持っていましたが、実際に見たこともなければ触れ合ったこともありませんでした。
ただの憧れに現実を突きつけられた私は、少しのショックとシェルティという新しい希望に大きく胸を膨らませました。
家に帰ってから世界の犬カタログのほとんど見ていなかったシェットランド・シープドッグのページを、今度はワクワクしながら何度も何度も見るようになったのです。
そしてとうとう、柴犬を飼いたかった親を説得し、我が家にシェルティがやってくる日がきました。

ペットショップ店主「性格的に飼いやすいのは女の子。色は見た目が優しいセーブル(茶色×白)がいいと思うよ」

私「それでお願いします!!!」

私は、女の子らしい茶色いモフモフの子犬に会えるのを楽しみに楽しみに待ちました。

愛犬は規格外のシェルティ


ウキウキ、ワクワクしながらお迎えで私たちを待っていたのは、まさかのトライカラー(白×黒×茶)の男の子!!

!???

初めは、え!?と思いました。
世界の犬カタログに載っていたムクムクで愛くるしい感じの子犬ではなく、鼻が長く脚も太くて長い、毛は短くてパヤパヤ。。。
思い描いていたシェルティとは真逆

店主にはこうなった経緯を色々と説明されましたが、一目見て、この子が私の家族になるんだ!

と思ったらそれまでの想像のモフモフわんこや、店主の言い訳なんてどうでもよくて、とっっっても愛おしい気持ちでいっぱいになったのです。
最初から規格外だったその我が愛犬は、後に体重18kgまで成長し、コリーですか?と間違われるようになりました。
シェルティの標準体重は7〜10kgなので、倍以上です。
ちなみに、おデブだった訳ではなく、元々の骨格が大きいためそこまで成長しました。

ラッキー トリミング写真
幸運な犬生になりますように♪

という願いを込めて、ラッキーと名付けました。
だけど私達のほうが、ラッキーが来てくれてラッキーだったと思います。
ちなみに女の子だったらハッピーとつけるつもりでした(ノ´∀`*)

ラッキーは私達の家族になってどう思ったのだろう?

愛犬との不思議な縁

愛犬と出会う前、私はラフ・コリーが欲しかったのです。
ラフ・コリーに強い憧れを抱いていました。
そして、毎日毎日穴があくほど見ていたラフ・コリーのページに写っていた犬は優しい印象のセーブルカラー(白×茶)ではなく、凛々しくかっこいいトライカラー(白×黒×茶)だったのです。
そんな私のために、我が家に来るべくして来てくれた愛犬だったと思っております。
生後約3ヶ月で我が家へ来て15歳3ヶ月で亡くなるまで、本当に沢山のことをラッキーは私に教えてくれました。
家族であり、友達であり、彼氏であり、私に夢を与えてくれた恩人、そしてトリミングを教えてくれた師匠です。
ラッキーは亡くなった今でも私の心のそばにいてくれます。
ラッキー テーブルの下

そしてご縁は巡り巡って、実家の2代目シェルティもなんとラッキーそっくりな子がやってきました!
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ハニー 笑顔
ハニーくんです♪

ラッキーがお空へ行ってから約1年半後に実家の2代目ワンコになりました。
ハニーくんとの出会いはまたの機会に(●´ω`●)

それにしてもセーブルカラーの女の子を探していたのに、不思議〜Uo´ω`oU

愛犬・愛猫との見えない赤い糸

ラッキー 水浴び犬を飼うきっかけは人それぞれかもしれませんが、きっとあなたやあなたの家族の考え方だったり、生活にあった子が見えない赤い糸で引き寄せられるのかもしれません。
どうしてうちにこの子が?
と最初は戸惑う事があるかもしれませんが、一緒に暮らしていくうちに

この子だから我が家に来たんだな
我が家だからこの子が来てくれたんだな

そう思う事が増えてくるかもしれませんね。
私がそうだったように。

人と人との出会いが一期一会であるように
人と犬、人と猫との出会いも一期一会。
不思議なご縁をこれからも大切にしていきたいですね。