2018年12月に虹の橋へ旅立った、大好きな大好きなメリーちゃんについて書いていきます。
ラブリーでキュートなメリーちゃん
私が以前務めていたお店で出会い、お店を開いてからも通ってきてくれていたシーズーのメリーちゃん。
ほんわかしていて、いつもしっぽをフリフリしてくれてほんとうに可愛いこ。
とても女の子らしくて優しい子で、2ヶ月に一度会えるのが楽しみでした。
メリーちゃんのお父さんとお母さんに沢山可愛がられて愛されているのがいつも伝わってきて、会う度に私も温かい気持ちになっておりました。
優しいメリーちゃんの優しいお父さんとお母さんは、
私のこともいつも気にかけてくださって、本当にありがたかったです。
メリーちゃんの毛宝
トリミングでシャンプー・ブローをしてきれいになった毛は、バリカンでカットした物を保管しておりました。
メリーちゃんはシニア期ということもあり、できるだけスピーディーに仕上げることを心がけておりました。
そのため、きれいに毛を残す作業はトリミングの作業効率を下げてしまうので、残していた毛はトリミング1回分だけ。
大切なメリーちゃんの毛、宝物です。
メリーちゃんのお父さんとお母さんに感謝の気持ちを込めてお返ししようと、私なりに試行錯誤し、やっとお渡しすることができました。
フォトフレームにメリーちゃん
「くまっ子みたいな足にして♪」
と、いつもメリーちゃんのお父さんに言われていて、かわいいメリーちゃんのチャームポイントの一つでもあった足。
ちょこん、と。
ぽてっと。
そんな、愛らしいメリーちゃんのくまっ子の足をイメージして作りました。
お顔はすべて羊毛フェルト。
お耳の土台にはメリーちゃんの毛を埋め込んでいます。
体の土台は羊毛フェルト、表面にメリーちゃんの毛を覆っていくように差し固めました。
メリーちゃんの毛宝ストラップ
メリーちゃんの毛100%の毛宝ボールを作り、メリーちゃんをイメージしてレースとリボンで飾ったストラップです。
フォトフレームのメリーちゃんは、羊毛フェルトと混ぜてお作りしていたので、もっと見える形で!と思ったので。
お部屋に飾れます。
そして思い出の場所へとまた一緒に行けますように。
そのままのメリーちゃんの毛
ほんの少しだけ残った毛は、小さな巾着袋をお作りして、その中にしまいました。
透明なチャック付きのビニール袋には通気できるように穴があいています。
ストラップは持ち歩けるようにとお作りしましたが、こちらのほうがもっと気軽に身につけていただけるかな、と思ったのであえてこのような形に致しました。
私にできる最後のトリミング
まだまだ可愛い笑顔のメリーちゃんに会えると思っていたから、お話を聞いたときには言葉が出ませんでした。
メリーちゃんと出会ってからの沢山の思い出を振り返りながら、宝物の毛を使っていつもとは違うトリミングを。
感謝の気持ちを込めて。
辛い中ご連絡をくださったメリーちゃんのお母さんとお父さんにさんに少しでも何か、私ができること。。。
ほんのちっぽけなことです。
ほんのちっぽけなことが、もしかしたらほんの少しだけメリーちゃんのお父さんとお母さんの気持ちをふんわり軽くしてくれるかもしれない。
でももしかしたらとても悲しみを強くしてしまうかもしれない。。。
葛藤の中、ご連絡すると以前と変わらないメリーちゃんのお母さんの声。
お元気そうな声に安心致しました。
お忙しい中快く、またお店に来てくださると言ってくださりほっとしたと同時に、緊張感が出ます。
お渡し当日、相変わらず優しい笑顔のお二方にお会いできて、お元気そうで、メリーちゃんのお話をできたことが嬉しかったです。
そんなお二方と一緒に、やっぱりメリーちゃんがいないことが寂しい。
私が用意したメリーちゃんの毛宝物、お渡しの際はとても緊張します。
ですが、
「こんな思いがけない物をプレゼントしてもらえて。。。」
と涙ながらに喜んでくださいました。
メリーちゃんのお父さんとお母さんを傷つける結果にならなくて本当に良かったです。
お土産
メリーちゃんのお父さんとお母さんから、お土産をいただきました。
パティスリードゥ・フィーユさんのケーキです。
お心遣いありがとうございました。
ありがとう
いつも可愛くて、優しかったメリーちゃん。
あなたにはどれだけ癒やされたことか。
ありがとう。だいすきだよ!
今頃虹の橋のふもとで、しっぽフリフリしながら楽しく過ごしているのかな?
そしていつも私を気遣ってくださった、メリーちゃんのお父さんとお母さん。
素敵な笑顔に沢山励まされてきました。
またいつでも来てくださいね。
メリーちゃんと、メリーちゃんのお父さんとお母さんに出会えて。私は幸せものです。
心から、ありがとうございました。