こんにちは、犬猫美容室Fuwari店主のともです^^
今回は、2018年11月にお空へ旅立ったラブちゃんについて綴っていきます。
再開
ラブちゃんとの出会いは、以前勤めていたトリミングサロンでした。
長く伸ばしたお耳の毛がとっても素敵なトイ・プードルの男の子Uo・ω・oU
男の子ですが、ラブちゃん♪ラブちゃん♪
と呼んでいました(●´ω`●)
いつもお母さんに抱っこされて幸せそうにしているのが印象的でした。
この頃私は結婚をして、間もなく夫の転勤を機に退職をします。
そして、なんだかんだまた秋田市に落ち着き今に至るのですが、
去年、2018年の夏、
お久しぶりです〜!
とご連絡をいただき、なんとFuwariに来てくださったのです!!
5年以上ぶり!!
またラブちゃんとラブちゃんのお母さんにお会いできて、とっても嬉しかったです(о´∀`о)
変わらないラブちゃん♡
5年以上前のラブちゃんのトリミングでもお利口さんだった印象でしたが、
お久しぶりトリミングで、初めてのFuwariでのトリミングでも
以前と変わらずとってもお利口さんなラブちゃん♪
トリミングのとき以外はいつも、すっぽりとお母さんの腕の中に抱っこされていて
その寛ぎようも変わりません(*´ω`*)
さあ、これからトリミングだよ♪
ラブちゃんお預かりしますね♪
この時、ラブちゃんは大好きなお母さんと離れたくなくて
ワンワンワン〜!!!
と、必死において行かないでよーーー!!!
と訴えるのですが、お母さんの気配がなくなってからは
本当にお利口さんに頑張ってくれていました!
そして、ラブちゃんのお母さんがお迎えに来てくれたと分かった瞬間から
お母さんのもとに行きたくて行きたくてしょうがない!という感じで♪
すっぽりとまたお母さんに抱っこされて甘えているラブちゃんがとても可愛かったです(о´∀`о)
そしてラブちゃんのお母さんからも、本当にラブちゃんを大事に大事にしているのが
とっても伝わってくるのでした。
こんなに愛してくれるお母さんと巡り会えて、ラブちゃんは幸せものだなあ、と
いつも思っておりました。
お耳の毛を短くカット
秋口から体調が優れなかったというラブちゃんは、いつもよりお日にちがあいてトリミングに来てくれました。
事情をお聞きし、ラブちゃんの生活のし安さ、衛生面を考えて
今まで長く大切に伸ばしていたお耳の毛をバッサリと一度カットをしましょう
という結論になりました。
体調のことを考えて、
出来るだけ早く仕上げること
そしてアクアゼオシャンプーを使ってトリミングをしました。
トリミング中、体調も安定していて、ラブちゃん本当によく頑張ってくれました!
ラブちゃんのトレードマークはロングヘアー♡
という印象が強くて、その大切なお耳の毛を切る、というのは私の中で衝撃が大きくて。
ラブちゃんのお母さんにとっても大きな決断だったと思います。
なので、私は切ったお耳の毛を捨てることができず、
カットする前にゴムで縛ってバラバラにならないようにして、
カットした後に取っておきました。
キレイなお耳の毛、捨てることができませんでした。
お耳の毛が短くなったラブちゃんは、子犬みたいで可愛くて、こちらもとっても似合っていました♡
またお耳の毛伸ばしていこうね♪
ラブちゃん天国へ
お耳をカットしてから一ヶ月が過ぎた頃、ラブちゃんのお母さんからご連絡がありました。
これからまた元気にお耳の毛も伸ばしていこうねって言ってたのにな。。。
ほんと、早すぎるよ。。。
もっとラブちゃんのトリミング、したかった。。。。。
ラブちゃんの毛でミニラブちゃん
最後のトリミング。
まさかあの時が最後になるなんて思ってもみませんでした。
キレイなお耳の毛。
ラブちゃんのお母さんが大切に伸ばしていたお耳の毛。
ラブちゃんのトレードマーク。
ラブちゃんのお耳の毛を使って、小さな小さなラブちゃんを作ろう!
そう思っていろいろ調べて、私なりに作ってみました。
めっちゃそっくり!!
。。。に作ることは、やはり難しく。。。。。
ですが、心を込めて精一杯作りました。
土台を作り、羊毛フェルトを少しずつ植毛。
まつ毛とお耳の毛はラブちゃんのお耳の毛です。
お顔や体は、植毛した後にトリミングのときに使っている
シザーでカットをしていきました。
ラブちゃんのカットをしているかのようで、嬉しくもあり、切なくもありました。
ラブちゃんカラーのブルーでアクセサリーやお花をかざり、
子犬のようなラブちゃんのお写真と一緒に、フォトフレームに。
![ラブちゃん 正面](https://i0.wp.com/inuneko-fuwari.com/wp-content/uploads/2019/02/64b1ce93587a5a6bf4a5b6dca1e0adc9.jpg?resize=760%2C570&ssl=1)
ただただ、感謝の気持ちを込めて。
ミニラブちゃんお渡しの時
本当は、2018年中にお渡ししたかったのですが、年をまたいでしまいました。
そして、思いがけないプレゼントに、
ラブちゃんのお母さんを逆に傷つけてしまわないか。
似てなくて怒られないか。
悲しみを深めてしまわないか。。。
そんな、色んな感情がぐるぐると私の気持ちを占拠していたのですが、
大事な大事なラブちゃんの毛をお預かりしているので
そのことはお伝えしなくては!
と、ミニラブちゃんが出来上がってから
ラブちゃんのお母さんにご連絡を致しました。
ラブちゃんが虹の橋へ行ってから、2ヶ月弱。
お辛い中、お店へ来てくださいました。
お土産までいただき、ありがとうございました。
涙を流しラブちゃんのことを話してくださり、そしてミニラブちゃんを受け取ってくださいました。
一生の宝もの
そして何度も、ありがとうと言ってくださいました。
もったいないお言葉です。
私の方こそ、本当にありがとうございます。
何よりもきっと、ラブちゃんがお母さんのもとに帰れて喜んでいる!
そう思うのです。
愛し、愛されたラブちゃん
お母さんのことが大スキで、お母さんもラブちゃんのことが心から大好きで、
出会うべくして出会ったんだなあ(●´ω`●)
と、お会いするたびに二人の強い絆を感じました。
沢山沢山愛されて、そして優しくて、人を愛したラブちゃん。
いつもお母さんの腕の中で抱っこされたラブちゃんは、本当に本当に幸せそうでした。
お名前の通り、愛でいっぱいのわんちゃんです。
ラブちゃんとラブちゃんのお母さんに出会えて、私は幸せです。
心から、ありがとうございました。